おい、どういうことだよ!?糞狸じじぃ!!








大吉大凶










おいおいおいおい!!



俺は聞いてねぇぞ、転校生なんて!!



だいだい明日は卒業試験だろーが。めっちゃくちゃ怪しいぞ。こいつ・・・。



イルカの奴もちょっとは疑えよ・・・はぁ・・・。





「くっそ〜・・・何で俺までっ!!」





俺が疑ってるものすごーく怪しい奴 掃除するふりして落書きしてるし。。。



ったく何なんだよコイツ。イルカも気づけよ。





「きれ〜〜〜〜にするまで家には帰さんからな!!

 それから、その落書きも消せよ!!」





なんだ気づいてたのか。つーか、落書きすることは怒らねぇんだな。





「別にいいよ・・・

 家に帰ったって誰もいねェーしよ!」






なんだ?奴の雰囲気が一瞬変わったような気がする。



・・・・・気のせい、か?



横目でチラッと見てみるが、特にさっきと変わったところはない。



変わったといえば、
落書きの量が増えたぐらいだ。



やっぱり気のせいか。





!!お前さっさとその落書き消せ!!」





ん?ああ、っておい!!




「ギャハハハッッ!!!!お前ぇ最高だってばよ!!」





イルカ汗かきすぎ。



つーかあいつ、俺がイルカにお色気の術しかけた時の漫画書いてやがった。



・・・・・・意外に上手かったし。



・・・・・・・・・?



何でだ??何で、あいつが俺が変化した姿を知ってる・・・・・?





「やっぱりぃ!!俺って天才かも!!」





考えていたことはによって中断させられた。



丁度いい、聞いとくか。





「あれ?でも、このときいたっけば??」





さぁ、どういう返答が来るか。



あの時、確かにあいつの気配は感じなかった。



つまり、あいつが相当気配を立つのが上手いか、本当に居なかったか、

俺が気づかなかったか。



このどれか一つになる。





「うわっ!ヒッデーなナルト!!俺いたじゃん!!俺ってそんなに存在感薄い??」





そんなはずない。あいつは確かに教室のドアから入って来た。



俺も他の奴らも見てたはずだ。



・・・・・・・・・・否、それが本体(・・)ならばの話だが。



後で、あいつにも聞いとくか。





「そんなことねぇーってばよ!!俺ってばちゃんと覚えてるってば!!」




「お!ナルトって意外と記憶力良かったんだ??」




こいつ、失礼だぞ。




「むむ!!意外ってなんだってばよ!?」




「冗談だって。じょーだん。」




「俺は天才忍者のうずまきナルト様だ!!覚えとけ!!」




「はいはい」




「ムキーーーー!!」






「おい、お前らいい加減にしろ!!」





いつまでたっても終わりそうにない言い合いにイルカはキレてたみたいだ。



しかたなく俺等は掃除を続けた。


つーか話流されたし。



しばらくすると、イルカが





「ナルト、・・・・」





俺等の名前を呼んだ。





「「今度はなにィ?」」





・・・・・・と声がかぶっただけだってのになんか嫌だ。(ヒドッ)by





「・・・ま・・・なんだ・・・・・・それ 全部きれいにしたら

 今晩 ラーメン奢ってやる!」





照れたように言うイルカ。





よーーーし!!

 オレさ!オレさ!頑張っちゃお!!」





ま・・・・一楽のラーメンは上手いからな。





「あーごめん。俺、無理だぁぁ。行きたかったのに一楽。。。」





意外だ。当然一緒に来ると思ってたんだけどな。


後で、あいつに頼んで監視させよ。





「えーーーー!!来ねぇのかってばよ!?」




「おう、悪ぃな。つーわけで海豚せんせ、ナルトに俺の分奢ってやって。」




「あ、ああ。わかった。また今度、一緒に行こうな!」









         さぁ、明日は卒業試験。













。。。next。。。





シカマル出せなかった。。。